1910年 5月31日
Etrich Taube
AirFrame 1/72 Etrich Taube

Webで調べてみますと
1909年オーストリア/ハンガリーのIgo・Etrich氏によって設計され
1910年に初飛行した 単用機

第一次世界大戦前ではドイツのルンプラー社により大量生産された
多用途機 ピストルやライフルを撃ったり手榴弾を投げたり
はたまた当時の大きな写真機で敵陣を撮影したりと活躍したそうな・・・。

日本も当時青島半島上空?で日本海軍のモーリスファルマンと会敵したこともあるそうな・・・。

単用機とはいえご覧の様に主翼下面にスプルース材とワイヤーでトラス構造をもち
胴体上下にある三角支柱から伸びるワイヤーでそれを維持している
ロール方向は主翼翼端側の後方に延びた部分を捩じることでコントロールし
尾翼後端に独立した昇降舵と方向舵によりピッチ、ヨーをコントロールしている。

全長 10.4m  全幅 14.0m と 結構大きな飛行機である。
エンジンは Mercedes Typ E4F 水冷4気筒 86hp

まさに 鳩の様に飛んでいたのだろうか・・・・。

さて
作品は これまた AirFrame社のバキュームキット



タンデム複座

成形されたプラ板をセッセと切り抜きゴシゴシ面出しして
適当に作った構造物を挟んで接着
主翼はその断面を得る為に
接着後紙の合間に挟んでこの様に巻き付け
乾燥させると上記の様な形になりました。

バキューム模型は作り方次第でいろいろな形になってしまう(^^;;;;


とりあえず士の字?にした図
ホント 鳥ですねぇ〜〜〜!



脚は図面を見ながら伸ばしランナーでそれっぽく

車輪は円盤に切り出した透明プラ板を2枚と
プラ板0.5mm板厚を幅2mmで2枚用意し
円盤にケガキ針でスポーク状にケガキ
そこに塗料を塗って拭き取りますとスポークが出来ます。
これを少し円錐状になる様ちょっと柔らかいゴムの上で
中心を押し込んでおき中心に穴をあけます
出来あがった2枚を反対向きに接着
その外側に 2ミリ幅のプラ板を2回巻き付け
充分接着剤を硬化させ これをタイヤ状に削ります
黒く塗った伸ばしランナーで中心にハブを接着
タイヤとリムを黒く塗って完成!

そうそう支柱が取り付く前縁は鉄の金物があり
それをゴム紐の様なもので取り付けられている様です。
実機写真を参考にされては如何でしょう!
どんな構造しているのか想像するだけでも楽しめそうです(^^ヾ


そして難関 張線


火の無いところに煙は立たぬ・・・じゃなかった
まず 脚周りも含め櫓や柱を固定します。
この時に機体の塗装はほぼ終了させておきます。


私メの場合 図面や写真を参考に下面から
伸ばしランナーで作ったワイヤーを張って行きます。

出来るだけ内側中心から外へ貼って行きます。

爪楊枝の先に接着剤をちょっと載せ接着するところへ
そこに伸ばしランナーをピンセットで掴んでポチョっと
で 適当な長さに切って反対側も同じくポチョっと
この時ワイヤーは弛んでいてOK
接着剤が固まったら 御線香に火を付け
ワイヤー方向に フィ、フィっと動かしながら
徐々に近づけます。
すると ワイヤーがオモムロに動き始めたら
御線香を離します
ここで 気を付けないと いきなり ピン!とワイヤーが張ます
御線香をいつまでもやっていると プチッ!と切れてしまいますので
数練習してみてください。
結構 時間を忘れて没頭出来ます(^^;;;;;;
胃に穴があいたら ごめんなさい!


完成すると 思いっきり自己満足に陶酔出来ます  "(゚▽゚*)♪プハァ〜〜


しかし なんですよね こんなにワイヤーだらけで
しかも乗りこむ場所がこんな奥ですと
なんか 乗り降りで機体壊さないか 怖いですよね!




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2016年11月20日初回
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