2005年 3月 3日
無給油無着陸世界1周記録
Virgin Atlantic GlobalFlyer
A−Model 1/72 Model 311 Virgin Atlantic GlobalFlyer

前作ボイジャーより格段に作りやすくなって・・・むむむ。
しかも 全体的なプロポーションも言う事無し!
変わらないのは 作り手だけ・・・・か・・・m(_ _)m


1986年ジーナ・イエーガーとディック・ルータンにより 世界1週を無給油無着陸で飛んで 12月23日にエドワード空軍基地に帰ってきた。
Voyager」  


あれから19年の月日が流れました。
今回も そう、鬼才バート・ルータン設計の フル・コンポジットのその機体

現在 実機はダラス空港隣スミソニアン航空博物館別館に展示されてます。



さて、まずは機体内部
私の手元に 資料らしきものは・・・やはり何も無い・・・アララ



改めて思うのですが 狭い空間に64時間という長い時間
殆ど体を動かせる状態に無いと思われます


エンジン

今回はたった1基のJetを胴体の上に取り付けられています
ウイリアムズのFJ44
Williams International/Rolls-RoyceがVLJ用に開発したエンジン
燃費がよく 小型軽量 Eclips500も当初搭載する ハズだった

590.7 km/h (342.2 mph)の単発Jetによる世界記録達成
・・・うん?世界1周出きたできた飛行機って
4発のB−50 8発のB−52 双発のヴォイジャー

つまり
一機しか居ない訳だから成功すればすべて記録???


ヴォイジャーでは7000mまでだった上昇限度も
グローバルフライヤーは なんと51000ft(15555m)
そう 成層圏へ・・・Jetゆえの可能性なのか・・・

Wikipediaによればバートルータン氏のデザインスケッチ
通常『士の字』 機首とブリテンノーマン・トラインダーの様に
尾翼にもう1基装備 主翼にはTR−1の様な燃料タンクが・・

それが まるで水平尾翼が切れたP−38の様に・・・


とにかく 世界一周してしまった・・・
しかも 2回も

1度目は 2005年2月28日に離陸し東回りで世界1週
2005年3月3日に戻ってきた
ヴォイジャーが9日もかかった平均186.1km/hだった
しかも ほぼ緯度的に直線的飛行だった

しかし フォセット氏は北へ南へと迂回している
多分に偏西風に乗る為かもしれませんね
そして 出した590.7km/h

フォセット氏は さらに アタックをする!

2006年2月8日〜2月11日
給油を受ける事無く飛び続けたその距離

25,766 miles (41,467 km)




当分は
宇宙船でもなければ破られないかもしれませんね・・・

Wingspan      :114 ft 0 in
Length        :  44 ft 1 in
Wing Area      : 400 ft2
Maximum Speed :196 mph
Cruise Speed   :116 mph
Ceiling        :51,000 ft





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2007年11月25日改定
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