1960年 11月19日

Hawker P.1127
AIRFIX1/72 Hawker Siddeley P.1127


世界で最初にVTOLジェットとして可能性を認められたジェット機

多分 当時世界各国で VTOLジェットの可能性を求めて
いろいろな機体やしくみが考案されたのだと思う。

キットこの機体以外にも 素晴らしい発想の機体は在ったと思う。

しかし ロシア以外では ことごとく消えてしまって
この機体の延長線に『ハリアー』という航空機が在るだけ。


2機のみ作られた P1127
このあと 米国やドイツの共同開発という形で予算を得て
9機の試験機 ケストレルFGA.1が作られます。
P1127で得たノウハウを反映してか 後のハリアーにより近い形
になってきます。

まぁ あとは Web上にも たくさんの情報が在りますから
そちらをご覧いただくとして
この機体1号機 XP831は現在も
イギリスはロンドンの北 ケンジントンにある 科学博物館でを見る事が出来ます。



さて このキット かなり古いです。
中学だったか高校だったか忘れましたが・・・
当時は ただストレートに組んでいました。

時は流れ最近になって 急に思いつき再度作り直すことに・・・。
主翼の取り付け部や空気取り入れ口等手を入れてます。

この試験機と後のハリアーでは似て非なるもの の様です。
しかるに 1960年代に この様な飛行機が飛ぶということは
やはり凄いことなのですよね!


日本でも 
現在のJAXAの前身で科学技術庁航空宇宙技術研究所が
将来のVTOL機への開発が行われ その基本となる研究の為の
『FTB』が存在します。
富士重工で機体を作り IHIのエンジン2基を載せ
宮城県は角田で自由飛行まで行っている

しかし 時期尚早だったのか VTOL機は生まれませんでした。
現在も この機体は『かかみがはら航空博物館』で見る事が出来ます。
当時のコンピューターの大きいこと
航空機用っていうのは航空機に使えるしろものでないと載せられません
限定された試験ならいざ知らず・・・・


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2013年2月16日UP

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