1928年 4月12日

Junkers W33
ユンカース W33
MPM 1/72 Junkers W.34 FloatPlane改造


1927年3月16日
ユンカースのパイロットMr.LOOSEは W33L(水上機型)は500kgのペイロード(荷物)を積んで
 1720kmを15時間57分で飛び世界記録を打ち立てる。

1927年7月5日
同じくユンカースパイロット Mr.Zimmermann と Mr.Risztics は 同じW33Lにて
滞空時間  65時間25分を記録

1927年8月3日
同じくユンカースパイロット Mr.Risztics と Mr.Edzard は W33にて
4660km を 52時間22分 と 記録を更新する。

そして

1928年4月12日
Mr.HermannKoehl と Mr.Guenther von Huenefeld と Mr. Major Fitzmaurice の3人は
D-1167 Bremen にて 世界で最初に大西洋を 東から西に横断に成功する。
北半球の大西洋横断飛行は 気象条件から西から東が有利とされていた。  
(アルコック達やリンドバーグも 皆 アメリカからヨーロッパへ飛んでいる)
from  Irish Baldonell to New York 
36時間の飛行後
ニューヨークに近い Greenly Island のLabrador飛行場に着陸。

この D−1167 Bremen(ブレーメン)は ヘンリーフォード・ミュージアムに買い取られ
大切に保管され 現在は ドイツのブレーメン空港内ホールに展示されています。

1928年9月
この大きな航続距離にモノを言わせて Mr.Hunefeld と Mr.Lindner は 愛機Europaで
東京に飛来 12日間 延べ飛行時間 90時間を懸け 14250kmを制覇した。

しかし W33の魅力はそれだけではなかった。

1929年7月
Mr.Zimmermannは W33L水上機に 4個の補助ロケットを取り付けてDessauに近い川から
離水に成功 それは 離水開始後 数秒で舞い上がってしまったと云うから すごい!

1930年11月2日
ルフトハンザ航空と DVL社は W33にフォッカーFUから 空中給油の試みまで行われている。


日本でも このW33が輸入され 太平洋横断飛行にチャレンジする・・ハズだった・・・


W33には 兄弟の W34がいて 彼は 空冷星型エンジンを載せ 安定したスピードと
使いやすさから 旅客や貨物にと活躍 また スピードレコードも打ち立てている。

参考文献 The Hugo Junkers Homepage



さて キットは 某オークションでGET!

ジュピター・エンジン装備の W34なので、

まず エンジンを載せ変えなくてはなりません。

何と言っても 機首・・・・どうも 太ってしまいましたが・・
主翼前縁付近でバッサリ切断して1.2mmプラ板で箱を 
作る様に延長します プロペラはそのまま使います。
ラジエーターもメッシュを囲むようにプラ板で作りました。
伸ばしランナーで排気管を6本付ければJunkers L5に
(1番前の排気管は ラジエーターカバーの中です)


操縦席風防を下げて 側面の窓やドアも塞ぎます
ブレーメンは窓も少なく 小さくて高い位置に変えます。

 
えっ?何処から乗るの? どうもコックピット天井から
の様です。


車輪も プロトタイプと同じものにしなければなりません。

翼端は跳ね上がっています 現在のT-5やT−7と同じ

そして 何と言っても 波板外板・・・う〜〜〜〜ん

私の場合 壊れたシャープペンの先で彫りました(^^;

スポークホイルはクリアープラ板に罫書きしました。
主脚タイヤはミニ4駆のガイド用ゴムタイヤを流用。



資料1 資料2



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2005/10/12更新
2007年11月25日改定
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