好きな飛行機シリーズ
アントノフ An 2
イタレリ Italeri 1/72 An 2






あの頃 仙台空港に タンテJu が やって来たり
 北の空に話題が満ちていた頃・・・。

さらに北の瀬峰の飛行場には

(実機の写真です)

はじめて会ったのは 全国ツアーが終わって瀬峰飛行場に繋留されてた頃。

こちらの佐々木さんの話では 飛来したのは風のちょっと強い日だった日だそうです
「あの林の上をデッカイのがヒョコっと現れたら そのままドンと降りて・・
あっけ無く止まってしまった・・」
STOL性能も凄い様です。
 
1000馬力クラスの大型ラジアルエンジンが ぶん回す大きな4枚ペラ
 
この太い胴体 上の写真でもお分かりでしょう
キャビンは 170cmの人間が背伸びしても天井に手がやっと届く大きさ
内装?・・・無いソウです・・・シラ・・・
 
上の写真 2人が立っているところが出入り口ですが 
貨物用の大型扉の中に人が出入りする扉が付いています。


最近までポーランドで生産され続けていたとか・・・
その1機を買取り 日本人と現地のスタッフが 旧ソビエト連邦を東へ

そう、ユーラシア大陸を横断・・・

大型のジェット旅客機なら 決められたコースをモスクワから成田へ・・・

だけど 高度4000m以下を アブガス(航空機用ガソリン)を求めて飛んでいく
勿論ロシアの案内人が同乗して・・・その辺、詳しく知りたい方は 下記の本を読んで下さい。
紅のアントノフ
ユーラシア大陸横断


 著者  佐藤 亨
 発行所 文芸社
凄く個性のツオイ人間達が 面白いです。
これ まさに 冒険・・・


ところで この飛行機のその後ですが
聞くところによりますと アメリカ登録機だとか
 しかも EXPERIMENTALカテゴリーなのだそうです。

ところがアメリカで このカテゴリーの変更があったとかで
1度アメリカに機体を運ばなくては 成らなくなりました。

また、日本に帰ってくることも考慮・・・そこで 一番近いアメリカ 
そう、グアムへ飛んで行きました。
島伝いに飛行 これも又 すごい冒険なのですが・・・


ところが・・・


グアムから 日本への飛行が待たれる中

 2002年暮れ

なんと12月25日 グアムを直撃した台風25号で
保管していた格納庫が倒壊 翼に大きなダメージを受けてしまい・・・

・・・残念ですが 今は飛べる状態に無い・・・とか



翼幅18m全長13mの尾輪式 この複葉機は兎に角デカイ!
ビーチ350(LR−2)と ほぼ同等ですが、翼が2枚もある為
さらに大きく感じてしまう・・・



 



胴体より飛び出した操縦席の窓は ちょっと横向けば真下が見える
振り返ると ほぼ真後ろまで見える・・・ホントに広いです。
天上は 非常脱出ドアになっています。
窓際に 小型の扇風機が付いています・・・
低高度での作業には欠かせないのでしょう。
 
手元の本では 複葉とは言え 巡航速度 250km/hだそうです。


ぜひ 飛んでいる姿を眺めて見たかった・・・



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