1949年3月6−8日
ビーチクラフト A35 ボナンザ
(Eidai 1/72)

Waikiki Beech(ワイキキビーチ)
と 名付けられた この飛行機
太平洋戦争末期 戦後のジェネアビ(航空機を利用したビジネス)を
考えて設計されたというから 凄いことだと思います。
戦前から既にビジネス上 広い国の中
移動する手段として考えられていた。
ジェネラル・アビエーション

現に
ビーチクラフトの出世作 D-17スタッカーウィング等があります。

戦時に於ける航空産業の大きな進歩は
より安全に しかも快適な飛行機を 生産する土壌を作ったと思います。

1945年太平洋戦争終戦の年 12月に生まれたボナンザ
1947年に型式証明がおり 概に相当数の注文が入っていたそうですが、
独創的V尾翼 当初木製だった?可変ピッチプロペラ
ろいろな壁を乗り越えてやっと生まれたそうです。


この『ワイキキビーチ』 

1949年3月6−8日ビル・オドムという方が
ハワイのホノルルからニューヨークの北にあるテータボロ飛行場まで飛び
このクラスによる初の長距離洋上飛行に成功しただけでなく
5500マイル(8,851km)クロスカントリー長距離飛行にも成功しました。

何よりも面白いのは
この方がテータボロ飛行場に降り立った出で立ちが 普通にビジネスマンスーツであったこと。
このことが この飛行機をビジネス機として 大きな宣伝につながったと思います。

それにしても 後部座席を撤去して 大きな室内タンクを増設
翼端にも燃料タンクを増設 離陸重量はかなり重かったと思います。


このとイベントの後 今度はイリノイ州のピーター国会議員が 再整備され,
この機体で1951年10月7日から15週間かけて30ヶ国を回りました。
総飛行時間223時間 機名も『フレンドシップフレーム』

現在スミソニアン航空博物館 Steven F. Udvar-Hazy Center
に展示されています。


そうそう このキット かなり大味ではありますが
1/72スケールではこれだけ。
エイダイで発売されたあとアライへ・・・

手を加えた主なところとしましては

1.機首
・プロペラ位置変更
・機首形状修正  
・ノーズギア修正  

2.主翼
・合せ面をひたすら削り翼厚を薄くします。
・主脚&脚ドアは できればハセガワのモノに
・翼端形状も写真を参考に削る

3.キャビン
・外見はそのままに3番目の窓を塞ぎます。
・座席はパイロット列のみ
・2列目に適当な箱をつくる
・機内は勝手な想像でベージュ1色

これらハセガワT-34と写真等を見ながら行いました。

で 塗装ですが キッチン用アルミテープを貼り付け
爪楊枝でしごいてます(竹やプラスチックでは傷が大)
で 綺麗に拭いてメタルプライマーをタップリ塗ります。
これにより指紋や爪の傷が付きにくくなりました。
赤の塗装をしてマークは適当なものを切り貼りしました。

っということで それっぽく見えればヨシ(^_^)ノ




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